「信販系クレジットカード」
信販系クレジットカードについて解説していきます。
信販系クレジットカードって?
信販とは信用販売の略です。名前の通り信販会社は信用を販売している会社です。自動車ローンやショッピングのローンも信販系の会社が行っています。
この例のほかに、商品の代金を店に建て替えて支払い、商品を買った人に後で請求する分割払いも信販の仕事となっています。
信用販売会社が出しているクレジットカードのことを信販系クレジットカードといいます。
特徴
このカードの特徴は2つあります。
- ポイントが貯まりやすく、還元率が高く、有効期限が少ない
- ブランド力、ステータス性、信頼度の高さ、海外利用で大変便利
このような特徴があります。
「銀行系クレジットカードについて」
銀行系クレジットカードにはどんなものがあるかまとめていきたいと思います。
銀行系クレジットカードについて
銀行系クレジットカードとは、その名の通り銀行や系列の会社が発行しているクレジットカードのことです。
多くの銀行でクレジットカードを発行しています。
三井住友信託銀行グループが発行している三井住友トラストVISAカードなどがあります。
また、ネット銀行系のクレジットカードやSBIカードなども発行されいます。
銀行系クレジットカードの何がいいの?
銀行系クレジットカードは、自分が普段利用している銀行口座でクレジットカードを発行して使うと、銀行に特化したサービスが受けられます。
例えば、住信SBIネット銀行を利用していて、三井住友信託銀行グループが発行しているミライノカードGOLDでは、ATMでの時間外引き落とし手数料が月7回まで無料、他行への振り込み手数料も月7回まで無料といった特典が受けられたりします。
自分が普段つかっている銀行のクレジットカードを作ってみるとお得な特典があったりするかもしれませんよ!
信頼性が高い!
銀行系のクレジットカードは総じて審査難易度が高い分、信頼性が高いのが特徴です。
顔写真付きのクレジットカードもあったりします。
「クレジットカードのプロパーカードと提携カードの違い」
クレジットカードはプロパーカードと提携カードに分れます。その違いを解説します。
プロパーカードとは?
国際ブランド5種類が直接発行しているクレジットカードのことをプロパーカードといいます。
すべての国際ブランドが発行しているわけではなく、3種類のみです。
これらだけでなく、三井住友カードが発行している三井住友VISAカードや、クレディセゾンで発行されているセゾンカード、楽天カードが発行している楽天カードなどのように自社で発行しているクレジットカードもプロパーカードと呼ばれることもあります。
プロパーカードの何がいいの?
プロパーカードのメリットは、提携先の都合などで発行停止になったりすることがありません。クレジットカード会社が発行しているため、提携先の業績悪化などで発行停止になったりすることがありません。そもそもそんなところでクレジットカードを作りたくはありませよね。
特に公共料金の支払いにクレジットカードを登録していた時は、再度登録しなおさなくてはならず面倒ですね。
ステータスがある
プロパーカードでクレジットカードを作成した場合ステータス性が高いです。
JCBカードの場合、提携カードはゴールドカードまでが多いのですが、プロパーカードの場合、JCBゴールドの上にさらに2枚のカードがあります。JCBゴールドザプレミアとJCBザ・クラスです。
プロパーカードを利用して優良顧客であると認められた場合、インビテーションが届きさらに上のカードを申し込むことができます。
提携カードとは?
上記以外の航空会社や交通機関やスーパー、コンビニ等と提携して発行しているのを提携カードと呼びます。
提携企業による特典があるため、よく利用されるお店などで割引やポイントの特典を受けられます。お得ですね!
提携カードのメリットは?
提携カードでは1枚でクレジットカード会社と提携会社の両方の特典が受けられるのが特徴となっています!
提携会社にはこのようなものがあります。
- ガソリンスタンド
- コンビニ
- 百貨店
- 携帯電話会社
- 航空会社
- 鉄道会社
よく利用するお店の提携カードを持っていると、ポイントがとても貯めやすいと思います。割引を受けられたり様々なサービスを受けられたりと大変便利です。
例えば、プロパーカードでANAマイルを貯めることも可能ですが、ANAJCBカードを作成してそちらで貯めたほうがより多くマイルを貯めることができます。
「楽天スーパーポイントについて」
楽天で貯まるポイントについて解説していきます。
楽天スーパーポイントは、他のクレジットカードと同じようにショッピングや食事、公共料金の支払い等に利用することで、貯まっていくポイントです。
楽天市場や、楽天スーパーポイント加盟店で使うとポイントの還元率が1%から3%にアップしたりします。
また、新規入会ではポイントがもらえたり、キャンペーン中であればたっくさんポイントがもらえます。このポイントは普段のお買い物に利用できたり商品とも交換できたりします。
楽天カードは他のクレジットカードに比べて「ポイントが貯まる!」と評判です。
楽天スーパーポイントは還元率が高い!
楽天スーパーポイントは通常では100円で1ポイント、つまり還元率1%が付きます。普段のお買い物で利用することでポイントがどんどん貯まっていきます。他社ではポイントの還元率は0.5%が多い中この1%はすごいですよね!
貯まったポイントは1ポイント1円で利用することができます。これはいいですよね!なりより分かりやすいです。
楽天カードの入会キャンペーンでは最大5000ポイントもらえますが、キャンペーン等でポイントアップキャンペーンを行っています。そのタイミングで申し込んでみるのがいいでしょう。
楽天スーパーポイントに移行できるマイルやポイント
楽天スーパーポイントに他のポイントやマイルから移行ができます!いくつか挙げていきたいと思います。
- 楽天スーパーポイント→楽天Edy1円分
- 楽天Edy→楽天スーパーポイント
- 楽天スーパーポイント2ポイント→ANA1マイル
- ANA10000ポイント→楽天スーパーポイント10000ポイント
- JCBOkiDokiポイント1ポイント→楽天スーパーポイント1ポイント
- セディナ1ポイント→ 楽天スーパーポイント5ポイント
- DC1ポイント→ 楽天スーパーポイント4ポイント
- 三井住友VISAカード1ポイント→楽天スーパーポイント5ポイント
ここに挙げたのはごく一部ですが、様々なポイントを楽天スーパーポイントに変えたりその逆もあります。お得に利用しましょう!
「クレジットカードのポイントが貯まるシステム」
クレジットカードのポイントが貯まる仕組みについて書いていきたいと思います。
クレジットカードのポイントは、クレジットカードで買い物を行ったり公共料金の支払いをすることによって得られる仕組みになっています。
ポイントが貯まったら商品や、別のポイントなどに交換することができます。他にもキャッシュバックができたり、マイルに交換できたりとポイントを使う幅が広がってきていますね。
このポイントがもらえる仕組みは、クレジットカード会社が加盟店から手数料をもらっているため、この手数料の収入でカード利用者にポイントとして還元しているからもらえるようになっているのです。
他のポイントへの移行
ポイントの多くはANAのマイルやJALマイルなどのマイルに交換することができます。
JCB一般カードで貯めたポイントはマイルに移行することができます。(OkiDokiポイントをマイルに移行)
このOkiDokiポイントはその他にも以下のポイントに移行することができます。
このように様々な利用方法があります。
ポイントが貯まりやすいカード
やはりなんといっても楽天カードが年会費無料でポイントがとても貯まりやすいカードでNo1でしょう。
100円で1ポイント貯まります。還元率は1%です。
ですが、楽天市場では3%貯まります。キャンペーン開催時ではなななんと!最大10%以上貯まります!
また、加盟店で楽天カードを利用すればポイント最大3倍もらえる店舗もあります。
「クレジットヒストリーについて」
今回は、クレジットカードヒストリー(信用履歴)について書いていきたいと思います。
クレジットヒストリーとは
一般カードより上のランクとなるクレジットカードになればなるほど、重要となってくるのがクレジットヒストリーです。このクレジットヒストリーはクレジットカードの利用だけでなく下のようなサービスを利用した場合でもヒストリーとして記録されていますので注意が必要です。
- 住宅ローン
- 個別割賦契約
- リース契約
- 保障契約
- 保障融資
- 債権
クレジットカード作った人の支払い情報が、個人信用情報機関に履歴として残るようになります。
カードを利用しても、定期的にきちんと支払っていれば、カード会社からアップグレードのお勧めがきたり、その他のローンで審査が通りやすいといった利点が挙げられます。
支払いが滞ってしまったりした情報は、その後2年間は残ります。また、退会した記録は5年以上残ります。そうすると次にクレジットカードを作りたい場合でも審査に通らなくなってしまうことがあります。
信用情報機関について
個人の信用情報について以下のような信用機関で管理されています。
銀行や、ケータイ電話会社、リース会社、消費者金融などの会社では以下の3ついずれかに加盟しています。
- KSC 全国銀行個人信用情報センター
- JICC 日本信用情報機構
- CIC 株式会社シー・アイ・シー
この3機関では延滞情報や、債務整理といった事故情報まで共有されています!
なので、申し込もうとしているクレジットカード会社がどの機関に入っているのかにかかわらず情報は共有されているのです。過去に事故を起こしたことのある人は審査が通りにくくなっています。
事故って何?
以下に事故の例を挙げられます。
- 自己破産
- 任意整理
- 個人再生
- 長期の支払い遅滞
- 特定調停
これらが挙げられますが、見てわかるように普通に支払いをしていて、少しくらいの遅延であれば問題はないようです。
信用情報を個人でも取り寄せることができます。手数料が500円から1000円ほどかかりますが、なかなか審査が通らないという方は取り寄せてみてもいいでしょう。
クレジットカード会社が持つクレジットヒストリー
上に挙げた3つの信用情報機構以外にクレジットカード会社個々が持つクレジットヒストリーもあります。
利用金額まで、クレジットカード会社では把握しています。これだけの金額をきちんと利用しているという証になりますので、増額できることもあります。
クレジットヒストリーが傷ついてしまったら
元通りにすることはできませんが、まじめに毎月一定金額を利用して遅延なく支払いを続けることが唯一の方法となります。支払い方法は問いませんが、きちんと払うのがよいでしょう。毎月利用する携帯電話や公共料金の支払いをクレジットカード払いにすると特別買い物を利用しなくてもクレジットヒストリーは積み重なっていきます。
「クレジットカードのサービス」
クレジットカードに付帯するサービスについてまとめました!
クレジットカードは種類がどんどん増える中、サービス選びもカードを選び1つの決め手になりますね。今回はそんなサービスについてまとめました。
サービスはポイントが貯まる以外に様々な会員向けのサービスがあります。
ゴールドやブラックカードなど、ランクがあがるにつれてさらに上質なサービスを受けることができるようになります。
海外旅行傷害保険は結構いろいろなクレジットカードに付帯していますね。他にはショッピング保険、空港ラウンジの利用、ロードサービス、ホテルの優待割引、ライブチケットやゴルフ場の予約サービスなんかもあったりします!
- 保険
- 優待割引
- コンシェルジュサービス
- 空港ラウンジ
付帯するサービス7種類
どんなサービスがあるか7つ挙げてみます。
- Suicaなどの電子マネー
- ETCカード、家族カードの追加
- 海外旅行傷害保険、その他の保険
- 代行サービス、コンシェルジュサービス
- 利用料金によって変わるポイントサービス
- 移動距離等によって変わるマイルサービス
- カード提示によって得られる優待割引サービス
クレジットカードと電子マネー
電子マネーにはプリペイド式(前払い)とポストペイ式(後払い)があります。
現金と同じように支払いができる電子化されているお金ですね。みなさんもきっとどれかを使っているはずです。
Suicaなどの交通系電子マネーや、大型ショッピングモール、コンビニなど電子マネーが使えるエリアはどんどん広がってきています。
電子マネー機能を使えばすぐに決済できますし、クレジットカードだけよりも大変便利ですね。
追加カードについて
クレジットカードとは別の機能をもっているカードを持つことができます。本カードとまとめて請求が来ますし、いろいろと便利です。
有料道路の利用や高速道路などで利用します。止まることなく料金が支払えますし、時短になりますね。このETCカードも利用することでポイントが貯まります。
クレジットカードに付いているタイプだけでなく、専用のカードが用意されている場合や専用アプリがあるタイプもあります。
様々なお店でカードをかざすだけで支払いができるため大変便利ですね。また、ポイントも貯まります。
- 家族カード
本カードを契約している人の家族が発行できるカードで、本カード契約をしている人とほぼ同じサービスを受けるっことができます。
家族カードは、年会費が安いのに、サービスがほぼ同じ、審査に通りやすい!というメリットがあります。
そのため、色がついたカードの家族カードが特におすすめです。